健康経営優良法人2024(大規模法人部門(ホワイト500))に認定されました
「優良法人(銀の認定)」を取得しました
健康経営宣言
千葉県ヤクルトは心身ともに健康な従事者がイキイキ働ける会社づくりを目指します
10年後もお客様に支持される会社づくりを目指して
管理本部長 常務取締役 山田 雅昭
千葉県ヤクルトでは、2019年度の秋から健康経営に取り組んでいます。
早いもので、6年目となりました。経済産業省の健康経営度調査にも毎年挑戦し、おかげさまで2022年度から3年連続で「健康経営優良法人」の中でも「ホワイト500」の冠を頂いています。
業績につきましては、新型コロナの5類移行後もおかげさまで大変好調です。
様々な社会情勢や気象の変化などにも関わらず、このようにお客さまから支持をされているのは、社員やヤクルトレディの皆さんが、健康の大切さを実感したうえで「人々の健康や美につながる価値」をお客さま一人ひとりに語り伝えている成果と考えています。
さて、社内での新たな取り組みについて、いくつかご紹介いたします。
◆社員の働く環境づくりの大きなものとしては、新社屋の建設を進めており、2025年春からは正式に習志野市へ本社が移転します。
既に一部の社員が新社屋で業務を行っていますが、きれいな社屋は社員の仕事に対するモチベーションアップにつながっているようですね。
健康に関しては、一部の社員からは「階段を使って、ダイエットしよう!」という声が自発的にあがっているようですし、立ったまま打ち合わせをするスペースも積極的に活用されているようです。
<京葉支社新社屋>
<立ちミーティングスペース>
◆今年度からは、新たに永年勤続対象者へ「人間ドック」を受診して頂いています。
具体的には勤続20年から5年ごとの方が対象です。この取り組みは、想像していた以上に好評でした。
「胃カメラは辛かったけど、受診してよかった!」などの嬉しい声が聞こえてきています。
当社には、ヤクルトレディからスタートした20年、30年以上のベテラン社員がたくさんおります。これらの方々の労をねぎらい、健康維持増進の一助となればと考えています。
地域のお客さまへ健康を語るためには、従事者自らが健康でなければなりません。
従事者の健康維持・増進に取り組むことは将来的に会社の発展につながる投資であると考えています。そのために、当社の健康経営は発足当時から「社員の幸せ」をゴールとしています。
これからも地域のお客さまに支持され続ける販売会社として、働く環境整備や従事者教育などの様々な活動を通じて、時代の変化に機敏に対応して参ります。
<ながいきむらリレーマラソン大会出場>
<毎日15時にヤクルトストレッチ>
全体的な考え方
健康経営の体制
経営トップ(社長)が最高責任者となり、管理本部長および総務部担当役員がそれぞれ推進の責任者となっています。
実務担当部署としては、総務部内に厚生・保険課を専任部署として設置し、外部機関(ヤクルト健康保険組合、外部EAP、産業医など)や社内各部門との連携を通じて健康施策を実施し、経年変化を確認しながら推進しています。
2024年度からは、さらに「千葉県ヤクルトマネジメントシステム(中期計画の推進のためにISO活動を自社版に改良したもの)」の中に、部門を横断してその下支えに取り組む専門チームが5つ発足しました。
そのチームのひとつとして「健康経営チーム」ができ、社員のヘルスリテラシー向上を目的として活動しています。
健康経営で解決したい「経営上の課題」とその実施によって「期待する効果」
従業員のパフォーマンスを向上し、生産性を高め、財務体質の強化をはかります。そして、会社の品質向上を推進します。
※当社企業理念=「人々の健康と美につながる価値を提供し、ありがとうの笑顔あふれる地域社会づくりに貢献します」
健康経営を目指した「戦略マップ」
社員の心身の健康状態が改善することにより、生産性やエンゲージメントが向上していくと考えています。
戦略マップ、社員からの要望などから具体的な施策やKPIを設定し、経営理念の実現を目指しています。
やってきたこと、効果
主な健康施策
Pick Up!
⇒疾病の早期発見・早期治療のために!「要精密検査者」の再検査受診率向上中
⇒社員のヘルスリテラシー向上を実感。全社員対象「健康経営アンケート」
⇒車やバイクの「事故撲滅」に向けた取り組み。県警や保険会社を交えて注意喚起!
⇒当社最大の取引先であるヤクルトレディの健康診断を実施。「健康診断受診者」が増加中!
<労働生産性についての補足説明>
・「プレゼンティーズム」の測定人数/回答率平均は、2023年度238人/38.4%
・「ワークエンゲージメント」の測定人数/回答率は、2023年度580人/97.8%
全社員対象の「健康研修会」参加者満足度
Q.内容は日頃の健康づくりや疾病予防に役立つものでしたか。
・2023年3月15日(水)「ストレス対処①」 → はい(99%)・いいえ(1%)
・2023年5月16日(火)「ストレス対処②」 → はい(92%)・いいえ(8%)
・2023年7月14日(金)「睡眠の質」 → はい(96%)・いいえ(4%)
・2023年11月15日(水)「更年期」 → はい(96%)・いいえ(4%)
・2024年1月17日(水)「アレルギーと乳酸菌」→ はい(98%)・いいえ(2%)
・2024年5月16日(木)「肝臓のおはなし」 → はい(98%)・いいえ(2%)
<2023年11月健康研修会「更年期」>
その他ステークホルダーなどへの取り組み
ヤクルト本社およびヤクルトグループ他販売会社への「健康経営」活動報告および情報提供
ヤクルトグループ内でも、「健康経営」に取り組む会社が増えてきています。
2023年度からは、当社の健康経営の取り組みの聞き取りを目的として、ヤクルト本社東日本支店さま、水戸ヤクルト販売さま、東京ヤクルト販売さまが来社されました。
<2024年9月㈱ヤクルト本社 東日本支店さま>
地域のお客さまへ「健康教室」「出前授業」の取り組み
千葉県庁とも連携し、幼稚園・保育園、学校、高齢者施設などを対象として「おなか元気教室」などの「出前授業」や「健康教室」など、地域の皆さまへ「おなかの健康の大切さ」についてお伝えしています。
<幼児版おなか元気教室>
<千葉県庁いきいきシニア食育プログラム>
「オフィスでヤクルト」「シニア腸活」への取り組み
オフィスで働く人や高齢者施設の入居者へ、「おなかの健康の大切さ」を伝えると共に、ヤクルト商品を通じた健康増進に向けた取り組みを行っています。
パートナーシップ構築宣言に登録
「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーンの取引先や価値創造を図る事業者の皆さまとの連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを、「発注者」側の立場から企業の代表者の名前で宣言するものです。(パートナーシップ構築宣言ポータルサイトより引用)
千葉県「令和4年度健康な職場づくりセミナー」で職場の健康づくり取組紹介
YouTubeにて令和5年1月に事業所経営者、保健部門担当者、医療保険者、市町村・保健所職員などに限定して配信されました。
千葉県「“社員いきいき!元気な会社”宣言企業」に登録
仕事と生活の両立支援や誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組む会社として、千葉県に登録しています。
その他の取り組みについて